中学受験の宿題の束を前に、解説を読んだ算数だけが白紙です。

周りの進度に合わせるほど、分からない場所が奥に隠れます。講師1名と生徒1名の授業なら、その白紙から話せます。受験の準備は、本人が理解できている内容と、説明を必要とする内容を分けるところから始めます。

この塾で起きること

・使っている受験教材を開き、問題文のどこを理解したかから話します。宿題を終えることに追われていると、解説を読んだだけの問題も解けた問題に混ざります。本人の解答を見て、分からない単元と先へ進める内容を分けます。集団塾で質問できなかった箇所も、そのまま授業の入口にできます。周りのページに追いつく前に、自分の手で何を解けるかを確かめます。 ・算数では、答えの前に式を立てた理由を聞きます。問題の条件を読めないのか、必要な計算が出てこないのかで、戻る場所は変わります。分数の意味が曖昧なら、その理解を扱ってから受験問題へ戻ります。学年の内容をもう習ったという理由で、説明を省きません。途中まで書けた式と本人の言葉を合わせ、いま必要な前提を確かめる授業として使います。 ・国語の記述では、本文から選んだ言葉が設問の何に答えているかを見ます。同じ語を見つけて抜き出しただけでは、理由の説明が足りないことがあります。本文の根拠と自分の答案を並べ、足す内容やつなぐ順序を確かめます。講師の正解を写す前に、本人がどう読んだかを聞きます。読解や記述をまとめて苦手と呼ばず、解答に残った違いを授業の話題にします。 ・受験教材の解き直しでは、解答を伏せて図や式を最初から作るアクティブリコールを行います。算数の条件を図にできたか、国語の記述に根拠を入れられたかを、前の答案と比べます。間隔反復では、直した問題を日を置いて再び開き、解説なしで進める段階を確かめます。集団塾の宿題で残った誤答も復習の材料にし、今週の課題と以前の弱点をつなぎます。

向いている子・向かない子

集団塾の宿題で困り、自分の理解まで戻る説明が必要な子に向きます。仲間と同じ速さで進むことを最優先する子には、個々の答案から進める授業は向きません。

授業の形と料金

受験教材の疑問を扱う時間は、1回90分の完全1対1です。中学受験コースを週1回受講する場合の授業料を示します。 月額は税抜/税込の順で記載しています。 ・中学受験:39,980円/43,978円 入塾金は25,000円(税抜)/27,500円(税込)、登録費は5,000円(税抜)/5,500円(税込)です。 授業料のほかに、毎月の諸経費は5,000円(税抜)/5,500円(税込)です。

教室

所在地は東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4Fです。 JR中央線・武蔵境駅から徒歩30秒です。 対面の授業時間は15:00〜21:30、Zoomのオンライン授業時間は10:00〜24:45です。 電話は0422-27-7828、受付は365日・24時間です。 受験勉強の予定には、第5週の閉室と授業がない日も織り込んでください。

よくある質問

受験算数の途中を拾う解説にない子どもの迷いを机へ

集団塾の解説はノートにある。それなのに宿題の図が描けない。受験算数の答案を開くと、正しい式の隣に消した線が残っている。その線を見せてほしい。何を同じ量だと思ったのか。どこで比べる向きが変わったのか。武蔵野個別指導塾の90分では、講師と生徒が完全1対1で、その途中をたどる。速く解く子の声に合わせてうなずく必要はない。 問題文から条件を拾い、図へ移す。図に書いた数字が何を表すかを本人が話す。式が出てこなければ、考えられたところまでを言う。講師は完成した解法だけを見せず、どの判断で手が止まったかを見る。説明のあとには、自分で図を描き直す場面がある。きれいな図の写し方より、条件を置く理由が大事だ。答えが合っていても、根拠を言えなければそこへ戻れる。 次回までの宿題は、その日の答案から決める。授業で描けた図を家でも使えるか。別の文章でも同じ条件を見つけられるか。教材を進めることと、理解の穴を埋めることを一緒に考える。宿題でまた詰まったら、消して提出用の正解を作らなくていい。迷いの跡を持ち帰る。親が横で解説し続ける夜の代わりに、本人の考えを講師へ渡す次の授業を用意する。

自習の手元を授業へ塾の宿題に追われる週をほどく

受験の教材を鞄から出すだけで、やることの多さに黙ってしまう。週の中で必要なのは、全部を眺める時間より、いま開く課題が決まっている時間だ。授業で扱った算数を家で解き直す。学校の宿題を終えた日には、受験教材の間違いを見直す。自習室を使う日には、残った空欄を進める。学習の場所ごとに、机へ置くものをはっきりさせる。 塾の許可があれば、自習室は24時間利用可。小学生の生活に合う利用日時を相談して使う。遅い時間の利用を勧めるための数字ではない。自宅以外にも集中して教材を開く場があるということだ。1500冊以上のテキストがあっても、受験生が片端から解くわけではない。授業で見つかった課題に戻り、できた箇所と止まった箇所を分けて残す。 家族が見ているのは、答案だけではない。宿題を前に黙る様子。解説を読んだあとに泣いてしまう場面。保護者面談では、そうした日常も話せる。本人の考えを急いで代弁する前に、授業で何が言えたかとつなげたい。通塾の日程が合いにくければ、Zoomのオンライン授業も相談の選択肢になる。受験の週を、教材の量だけで組み立てない。問いを聞いてもらう日と、自分で取り組む日がある。

図の理由を言えるまで覚えた解き方を自分の判断へ変える

同じページを何度も解くと、答えの位置まで覚えてしまうことがある。解けたから次へ進む前に、問題文だけを見て図を描けるかを試したい。途中の計算を隠し、何を先に求めるか話す。アクティブリコールを、受験算数の判断を取り出す練習に使う。覚えた解法をそらで言えることと、条件を読んで方法を選ぶことは、同じではない。 日を置いて問題に戻る間隔反復では、以前の答案が助けになる。前は何を読み違えたか。いまはどの条件に気づいたか。講師と一緒に見た跡が、自分で解くときの足場になる。授業中の対話も、正解を当てる競争にはしない。本人が選んだ式の意味を話し、別の見方があれば図で比べる。考えを外に出すアクティブラーニングを、鉛筆の動きとつなげる。 受験が近づくほど、保護者も空欄を見るのがつらくなる。それでも、できなかったページを隠すと、その子の課題まで隠れてしまう。90分の終わりに宿題が決まるときは、先へ進む量だけでなく、家で再び使う考え方を持ち帰る。自習で止まった跡は次の授業へ。面談では家庭での負担も話す。解説を渡して終わる受験勉強から、本人が判断を返す受験勉強へ、机の上で変えていく。

白紙の問題から、受験に必要な理解を確かめる。